次回候補2の1 ホテル予約が課題!ボーヌ:黄金の三日間+ボジョレー:ヌーボー解禁、

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11月の第3週の週末はボーヌが黄金の三日間、第3木曜日はボージョレー・ヌーボー

ブルゴーニュ地方のワイン観光の拠点といえば、ボーヌ。そのボーヌの中心部にあるのが救貧院。ホスピス・ドゥ・ボーヌと呼ばれています。毎年3日間、ここの救貧院が所有するワイン畑から取れたワインを樽でオークションにかけられます。その売上は施設の運営につかれるそうです。今年(2019年)は11月15、16、17日。この記事を書いている2月14日現在、ホテルの確保は絶望的です。ただし、パリから日帰りツアーも出ています。ボーヌのリピならそれも◎。

これはミキ・ツーリストの2018年のものです。例によって盗難のリスクもあるし、ディジョンまではドル箱なので、TGVも高いから、個人でいくなら、ボーヌやディジョンに一度は行ったことがあるという人はこういうのもいいかもしれませんね。

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気持ち悪いことにネットで検索すると、黄金の三日間で上位に表示される内容は、学校の先生が新しい学年でクラスがスタートするとき、最初の3日間が大事ですよ、という意味でてきます。

 

ボーヌの黄金の三日間

私はそんなことには興味なく、ここではフランスのワインに関連した文脈で黄金の三日間について簡単に説明します。(といっても、全然、知らない人はこのページにくることもないかな?)いろんな方がその内容や訪問記をブログに残してくれています。なのでここでは簡潔に。その内容は、チャリティー・オークションです。救貧院が所有する畑からとれたぶどうでつくったワインの樽単位でのせりです。

 

救貧院というとなんか良い響きですよね。フランス語ではオスピス・ドゥ・ボーヌとよばれています。実際に現地にいくと創立者のニコラ・ロラン夫妻が神にいのる肖像画がかかっています。が、ブルゴーニュ公爵フィリップ善良公の大臣をつとめたニコラ・ロランは庶民を苦しめたそうです。ブルゴーニュ地方を旅行するとブルゴーニュ公フィリップの肖像画をいたるところで目にします。(フィリップ善良公(Philippe le Bon)となんか庶民思いの王様なのかな?なんてイメージしちゃいますが、ジャンヌダルクを捕まえて英国軍に売り渡したり、パリを占領したり…ネーミングセンスに微妙なものを感じます。)

 

 

六本木でワインバーのオーナーをしている私の友人が昔、1樽、落札したことがあるそうですが、ラベルに名前を入れることができるそうです。その話をきいたときは「あ、そう~」って感じでしたが、落札すると樽がくるのか、それとも瓶詰めされたのが届くのか?前者なら瓶詰めは誰がどこで、どのくらいの料金でしてくれるのか?後者だとしたら樽は受け取れるのか?ワインを少し勉強した今ではいろいろ疑問が湧いてきます(笑)。

 

 

もちろん、オークションに参加するために行きたいというわけでありません。そのお祭りの雰囲気を体験したくて行きたいと思っています。いろんな方のブログやHPを参考にさせていただいたのですが、オークションだけではなくボーヌの街全体がその年のワインの収穫のお祭りとなるようなのです。

 

 

ボジョレー地方のボジョレー・ヌーボー解禁のお祭り

ほぼ前後して11月の第3木曜日はボージョレー・ヌーボーの解禁日です。パリでお祭りのようなものがあるのは検索すると出てきます。ですが、せっかくなら、ボジョレー地方はブルゴーニュのすぐ南ですからボーヌに行くついでに一緒に行ってみたいですよね。

 

耳タコでしょうが、ボジョレーヌーボーの3分の1が日本向け輸出だそうです。また、韓国でも大量に消費されているそうです。日付変更線の関係で日本が一番最初に解禁になります。日本のお祭りも一部で毎年もりあがっているようですが、航空便で運ばれてくるボジョレー・ヌーボーの価格はあまりにも高いですよね。一本二千円代後半の価値があるのか…

 

ですが、観光となれば話は別です。次回候補2の2をみていただきたいのですが、丘陵地帯にいくつもの大きなシャトーが立ち並び、とても風光明媚です。

 

 

そもそもボジョレーとブルゴーニュ、何が違うの?

なんとなく似たような名前ですよね。地理も、隣接しています。北がブルゴーニュ地方、南がボジョレー地方と南北に分かれています。ボジョレー地方の南がリヨン市でリヨン市です。

 

ブルゴーニュとボジョレーでは植えられているブドウの種がことなります。ブルゴーニュでは赤がピノ・ノワール、白がシャルドネです。ボジョレーは赤がメインでガメイ種になります。

 

このブルゴーニュとボジョレーにきっちり線引がされているのは、歴史的な背景があります。元々、ブルゴーニュ地方、ガメイ種の栽培が盛んだったのですが、ブルゴーニュ公国が本家のフランス王国から独立状態になった頃、自家の領土内つまり、ブルゴーニュ地方でのガメイ種を引き抜かせ、植えかえ、ガメイ種の栽培を禁止したところから現在のブルゴーニュ地方のワイン生産の文化が完成されていったのでした。はじめて世界史を勉強した時、王国の他に公国ってものがあるんだ、とか、ブグルント公国って書いてあったり、ブルゴーニュ公国って書いてあったり、どちらかに統一しろよ、とか、よく思いました。試験には出ないから結果、どうでもよかったのですが、まるで理解できませんでした。多分、世界史の先生も理解できていなかったと思います。

 

このブルゴーニュ公国はボルドー以南と英国をおさめていたプランタジュネ家と一緒になってフランス王国の王位を狙って100年戦争に参加します。

 

ボジョレー地方はその頃、フランス王国の領土でしたから…そして総元締めのフランス王家が相続問題でガタガタでしたから…ほうっておかれたのかもしれませんね。

 

閑話休題。ボルドーと異なり、ブルゴーニュ地方の素晴らしいところは観光が楽につきます。ボルドーだとどうしても現地でツアーにはいるか、レンタカーをかりないとシャトーを回れませこん、それですら数は限られます。もちろん、シャトーの訪問は事前予約が必須で、有料です。安くないです。

 

ブルゴーニュは、とくにボーヌでは市内に有料ですが試飲を、しかも通年できる施設があります。ですから急にいくことになったとしても、予約なしでブルゴーニュワインの世界を楽しむことが可能です。

 

お酒を飲めない人は楽しめるのか?

 グルメなら良し!和食じゃなきゃだめとなるとハードルは高いです。歴史ヲタなら◎。ブルゴーニュが欧州、あるいはフランス全体に及ぼした影響はとても大きいのですこしでも学んでからくると帰国してから文学作品を読むとよりヴィヴィットにイメージできて楽しみが倍増します。

 

歴史に興味なく、お酒が飲めなく、食事は和食派。脂っこいものが嫌いという人は…

 多分何もないです。アヴィニョン以南のプロヴァンスまで行けば、印象派の絵画のモデルとなった風景も楽しめます。歴史知らなくてもローマ時代の建築物とか圧倒されます。

 

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